エバーグリーンより発売されているフローティングジャークベイト、サイドステップについて紹介します。
個人的にはアフタースポーン以降のバスによく効くイメージがあり、「ウキウキパターン」と呼ばれる使い方で実績があります。
瀬田川本流ではなぜか釣れない(あまり使っていないのもあるかもしれません)のですが、南湖や南湖への流入河川でよく釣っています。
スペック
Length:11.7cm
Weight:16g
フローティング
潜行レンジ 0~1.2m
フックサイズ フロント センター リア すべて#4
特徴
ジャークベイトといえば、冬の寒い時期や春先にサスペンドモデルを使うイメージがあったりすると思います(私はそうでした)。
このサイドステップは、サスペンドの設定がなく、フローティングモデルしかありません。
ジャーク後のポーズで、ユラユラと揺れながら水面へ浮上していきます。
この上に向かって浮いていくものに反応するバスに対してよく効きます。
ジャークベイトで釣れるイメージが全然持てなかったのですが、一時期よく釣れたタイミングがあり、その時以降、釣れるイメージを持って使うことができるようになりました。
ボディも頑丈に作られており、キャストが下手で何回もコンクリート護岸にぶつけていますが、まだ割ったりリップを折ったりしたことはありません。
ウェイトは固定されていますが、自重が16gあるため、飛距離も必要十分ですよ。
南湖で有効になる時期
時期としてはアフタースポーンとなる5月以降7月頃に実績があります。
真夏になり、ウィードの密度も濃くなり、水温が高くなりすぎると、パンチングやフロッグの方がよくなってくると思いますが、それまではよく効く状況も多いです。
縦に伸びたウィードまわりにギルがいればハマりやすい状況です。ウィード際に少しでも投げ込めそうなスペースがあれば、積極的に投げ込んでいます。
浮上途中に突き上げてくるバイトを何度も経験しています。
あまり風がなく、湖面が荒れすぎていない方がよいです。
晴れていても曇っていても釣れていますが、経験上、少し雲があり、晴れたり曇ったりを繰り返すような日にあたればよく釣れています。
風が強く、波立っていると、ルアー自体が発見されにくいのか、釣りにくくなります。
ベイトとなるギルもあまりに荒れると浮いてこなくなりますので、そのあたりも関係しているように思います。
使い方
ただ巻きで釣れたこともあるのですが、ラインを少し緩めた状態から2回ジャークして潜らせる→水面に浮いてくるのを待つ→浮いてきたら同じように2回ジャークの繰り返しです。
ジャークを入れた後は、ロッドを少し戻して、ラインテンションを緩めます。ラインが張った状態だとルアーが自然に浮き上がらなので、テンションをかけるのはNGです。
ラインを緩めていても、食ってくる魚はアグレッシブですので、しっかりアタリも伝わりますので大丈夫です。
浮上途中にひったくられることもありますし、水面に浮いた瞬間にもっていかれることもあります。
ラインについては、フロロカーボンとナイロンライン、両方使用したことがあるのですが、フロロカーボンの方に実績が多いです。
フロロカーボンの方が、ナイロンラインに比べてラインが沈むので、ジャークした時にルアーがしっかり水中でアクションしてくれます。
ナイロンラインだとルアーが水面に飛び出してしまうこともあります。
両方使った結果、フロロカーボンの方がよく釣れましたので、14ポンドのフロロカーボンにしています。
ロッドは6フィートから6.3フィートくらいの短めのミディアムのものが使いやすいです。
私はレジットデザインのワイルドサイドの6.3フィートのミディアムを使っています。
実績
2019年の5月~7月にかけてが1番お世話になりました。少し釣果をあげておきます。
これでも釣れる時は釣れます。
まとめ
南湖~瀬田川で、5月頃からウィードが増えてくるまでの間、フローティングジャークベイトが効くタイミングがあります。
ロッドワークが必要な釣りですので、難しそうなイメージがあるかもしれませんが、1度浮上ひったくりバイトを経験すると、やみつきになります。
もしジャークベイトを使って釣ったことがなかったり、引き出しを増やしたいっていう方は、1匹釣れるまで投げ込んでみることをお勧めします。
少しでも参考になれば嬉しいです。