デュオから発売されている小型ミノー、レアリスロザンテについて紹介します。
琵琶湖や瀬田川なんかで使うとセコイルアーに見えてしまうかもしれませんが、小さいサイズのバスから、50センチくらいのランカーバスまで釣れてしまうよくできたルアーです。
ロザンテ投げとけばなんとかなるケースも多いですし、普段ワームの使用頻度が高くて、ハードルアーをあまり使わない人にもおすすめできます。
スペック
・Length :63mm
・Weight:5g
・フックサイズ ＃10
・タイプ：サスペンド
特徴
公式ホームページでは線、面、点と多彩な釣りを演出するシャッド系ミノーと紹介されています。
見た目はミノーなのですが、トゥイッチをした際の距離が短く、シャッドのようなアクションも出せるよということみたいです。
実際使ってみて、このサイズのルアーにしてはしっかり水を掴んでいるような引き抵抗を感じますし、シルエットは小さいけどしっかり魚にアピールできて、なおかつ食わせの力もある完成度の高いルアーというのが正直な感想です。
私はただ巻きで使うことが多いのですが、時折トゥイッチを入れることで釣れる魚もいますので、多くの状況に対応することが可能です。
ウェイトは5グラムなのですが、マグネット式の重心移動が組み込まれていて、思っている以上に遠くにキャストすることができます。
有名釣り具メーカーのOEMも引き受けているデュオが製造していますので、値段も1,000円代前半で売っている量販店が多いですし、作りもしっかりしています。カラーリングも鮮やかで、「釣れそう」って素直に思わせてくれます。
使用に適したタックル
・スピニングであれば、ライト～ミディアムライトの硬さのロッドにラインはフロロカーボン４ポンド～５ポンド程度が使いやすいと思います。
・ベイトタックルであれば、いわゆるベイトフィネスと呼ばれているタックルでフロロカーボン７ポンド～１０ポンドくらいが使いやすい範囲になると思います。
私が主に使用するタックルはこんな感じになります。
ロッド：ゾディアス164L－BFS（ベイトフィネスロッドならなんでもよいと思います）
リール：レボエリート暁（ベイトフィネス仕様に改造されています）
ライン：フロロカーボン７ポンド～８ポンド
リールは瀬田川のキャロ名人、六文銭さんのものですが、使用させてもらっています。
めちゃくちゃかっこいいリールです。
瀬田川での釣果
↑普通に巻いているだけで良いサイズが釣れるのです。ルアー一緒に撮れてませんね。
ちなみにこの時のタックルは、ダイワのリベリオン6101MRBに、ダイワのタトゥーラSVTW、ラインはフロロカーボンの12ポンドです。
ダイワのSVスプールが搭載されているリールであれば、少し長めにたらしをとれば、普通にストレスなくキャストできてしまいます。ほんとにリールとロッドの進化ってすごいです。タトゥーラなんかミドル価格帯ですしね。
ダイワのリールやロッドは、シマノのリールやロッドに比べて下限のルアー許容範囲が広いように感じます。
逆にシマノは上限の許容範囲が広いイメージです。
まとめ
春～夏～秋と真冬以外の季節であればただ投げて巻くだけですので、初心者の人にとっては、ワームなんかよりも簡単です。
実際に釣れているのは９割くらいただ巻きで使っている時です。
あまりトゥイッチやジャークなんかするよりも、巻いているだけで釣れるアクションが実現できている完成度の高いルアーです。
私の中では１つ持っておくと安心できるルアーになっています。
興味のある方は１度使ってみてください。
