瀬田川BASSFISHING
~バス釣りのことや瀬田川沿いでの生活のブログ~
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プロスペクトフロロカーボン琵琶湖スペック 瀬田川、南湖で使ってみた正直な感想。

プロスペクトフロロカーボン琵琶湖スペック、使ってみようか検討している人にむけて。

最近、シーガーのフロロマイスターが320メートル巻き→300メートル巻きに少なくなったことに加えて、値段までアップ。「何か他のラインないかなあ」なんて思っている人にも選択肢の1つになると思います。

使用感とか耐久性とか、どんな感じなのか気になっている人、実際に南湖や瀬田川における複数回の釣行で使用しましたので、自身の使い方なんかも含めて、紹介していきます。

スペック

・14ポンドと16ポンドのみのラインナップ

・330メートル巻き

・税抜定価:14ポンド3,300円 16ポンド3,500円

・110メートルごとにマーキングシールがあり、3回に分けてヘビキャロ遠投で使う前提です。

マーキングシールは幅広のものが貼付されていますので、非常に分かりやすいです。

小さいマーキングシールにありがちな、高速でラインを巻いていてシールが飛んでいってしまい、何メートル巻いたか分からなくなるなんてことはありません。←こんなことになるの私だけかもしれませんが。

ちなみに、14ポンドと16ポンド以外のプロスペクトフロロカーボンは、300メートル巻き、75メートルごとにマーキングがありますが、量販店で売っているところは、ほとんど見たことがありません。

逆に14ポンドと16ポンドは、滋賀県内での釣り具量販店でよく見かけます。

それだけ需要があるということですね。

↑販売元はバレーヒルになっていますが、製造元は山豊テグスさんです。

山豊テグスは滋賀県の釣り糸専門メーカーでナイロンラインのファメルシリーズが有名ですね。

ナイロンにしろ、フロロカーボンにしろ、しなやかなラインを作るのが得意なメーカーっていうイメージがあります。(自分の勝手なイメージです)

スプールリサイクルキャンペーンっていうのもやっていて、空スプール10個を1口として送ると、オリジナルグッズと交換するなど、環境への取り組みにも積極的にされていて好印象です。

少し話がそれますが、フロロブラストっていうフロロカーボンラインはものすごくしなやかですよ。

2種類の方法で使っています

私はヘビキャロ用と普段使い用で使い分けています。

・ヘビキャロ用

ヘビキャロ用には、マーキングシール通りに14ポンドを110メートル巻いて使っています。

ヘビキャロもシンカーの重さを変えることにより、飛距離や適合するロッドが変わってきたりしますが、主に1オンス(30グラムくらい)~42グラムくらいまでのシンカーを使う場合に、110メートル巻きにしています。

遠投は苦手なのですが、それでも重たいシンカーを使えば、追い風なんかであれば80メートル以上のキャストも決まることがあります。

ヘビキャロ専用で使いたい人は少なくても100メートルは欲しいところです、そこに110メートルという絶妙な長さでリールに巻くことができるので、糸巻き量を気にせずキャストに集中できます。

16ポンドが100メートル巻けるリールであれば、ちょうどよいくらいになりますよ。

・ヘビキャロ以外でなんでも用

ヘビキャロ以外で、巻きからワームまでなんでも用に、14ポンドや16ポンドを80メートル巻いて使っています。

80メートルごとに使うと、80メートル×4=320メートル(これでも10メートルあまります)。で4回使えることになります。余った10メートルはヘビキャロのリーダーとして使えます。

マーキングシールはありませんが、デプスチェッカーを使えばきっちり任意の長さを巻くことができます。

使ってみた感想 

ヘビキャロ用に作られていますので、遠投先でのアタリや地形変化なんかがしっかり伝わるように、高比重、少しかための設定とのことなのですが。

使ってみて、「かたい、ごわごわする」っていう感覚はほとんどありません。

多少かたいかなあっていうぐらいで、十分しなやかですし、コーティングもつるつるしていて、ガイド抜けもよく、使いやすいです。

サンラインのベーシックFCの方がよっぽどかたくてごわごわしています(値段が違うので単純な比較はできませんが)

使っている感覚的にはベーシックFCよりはしなやかですが、フロロマイスターよりはしっかりしたかたさがあるといった感じです。

耐久性については、フロロマイスターの倍くらいはあると思います。コーティングがしっかりしています。

ヘビキャロだけで使用する場合は、そもそもキャスト数が少ないと思います。

バックラッシュをしない前提であれば、ヘビキャロ限定で5釣行くらいは大丈夫そうです。人によってはもっと大丈夫だと思いますが、このあたりの感覚は難しいですし、自分の感覚でよいと思います。

私は神経質なので2回~3回くらいで巻き替えていることが多いです。

ヘビキャロ以外で、特にワームの釣りだけなら同じような感覚で5釣行くらいは余裕だと思いますが、ハードプラグやスイムジグなど、少し重めのものをひたすら巻きで使う場合は2回~3回くらいで巻き替えた方がよいと思います。

ワームの釣りに比べて、巻の釣りの方がキャスト回数が増えますし、ガイドを何回も通りますので、表面の傷が増えてしまいます。

見た目大丈夫そうでも、キャスト回数が多いとダメージは蓄積されていきます。

結局ラインの寿命は使う状況によって全然違うという認識です。

↑南湖ヘビキャロできた魚。ワームは一誠のパラグラブ使ってますね。

こんな人におすすめ

・14ポンド、16ポンド巻きでフロロマイスターに変わる良いラインを探している人

・低価格でもなく、高級でもなく、ミドルクラスの価格帯で高品質なラインを使いたい人

・ヘビキャロ専用ロッド、リールを持っている人

このあたりのニーズがある人は十分満足できるものになっています。

まとめ

ラインについては人によって好みがあると思います。

私はいい魚を釣った時のラインは信頼してずっと使っています。

逆に高級なラインでも、魚をかけてブレイクしてまったことがあるラインなんかは、次からは買わないかなあなんてものもあったりします。

プロスペクトフロロカーボンはニッチなニーズをうまくついたよいラインだと思います。実売価格は店舗によって結構違う印象がありますが、釣り道具一休でよく買っています。(他の量販店よりも少し安い気がする)

最後は自信をもって使うことができるものが一番ですが、ライン選びの参考になれば嬉しいです。

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