ダイワより発売されている、300メートルバルク巻きのコストパフォーマンスに優れたライン、バス-Xナイロンの紹介です。
「ラインは消耗品だし、なるべく安くおさえたいけど、バス-Xってどうなんだろう?」
この記事では、こんな疑問をお持ちのあなたに、実際にバス釣りで使用していますので、インプレをお届けします。
私は中学生の頃に友人に誘われてバスフィッシングを開始しました、現在は琵琶湖から流れ出る唯一の河川、瀬田川沿いに住んでいます。
週2日の休日には、短時間ですが、コンスタントにバス釣りに出かけており、バスフィッシング歴は10年以上です。
バス-Xナイロン、結論としては、太糸メインで使用し、頻繁に巻きかえることが苦でない人におすすめできるラインです。
スペック
・4ポンド~25ポンドまで幅広くラインナップがあり、フィネスからヘビーな釣りまで対応可能。
・300メートル並行巻き
・75メートルごとにマーキングシール付
・カラー アッサムブラウン(マシンガンキャストと見た目一緒です)
・オープン価格となっており、実売価格は税込み1,000円前後です。
並行巻きになっており、見た目はキレイです。
特徴 使用感
安いラインですので、長期間(長時間)使用すると劣化もそれなりのスピードで進みます。
吸水による劣化に加えて、2時間程度結び変えをせずに、ルアーをキャストし続けると、ザラザラした感じがガイドを通して伝わってきます。
値段を考えれば、コーティングがすぐに弱くなるのは仕方がないことです。
時間にして1日(約8時間)も使用すれば交換することをおすすめします。
そういう使い方をするためにこの値段でこの糸巻き量なんだと思える人は抵抗なく使うことができますよ。
高級ラインである、サンラインの第3世代のマシンガンキャストや、サンヨーナイロンのGT-Rなんかは、耐久性については2倍~3倍(感覚です)くらいはあると思います。
実際GT-Rなんかは、3回~4回くらいの釣行で巻替えなしでも、それなりに安心感があります。
で、このバス‐Xですが、14ポンド~20ポンドを主に使用しました。
安心して使えるのは20ポンド以上です。
20ポンド以上であれば、吸水により10%~20%強度が落ちたとしても、まだ16ポンドくらいの強度が残ることになります。
表面のザラザラも、もともとの糸が太ければ、それなりに安心感が残ります。
太糸メインで使用する人にはおすすめ
・20ポンド以上の太めのラインをメインで使用する人。
・ラインは毎回巻替える人。
・ビッグベイトやハードベイトだけを投げる専用タックルを持っている人。
・安くてそれなりのラインで満足できる人。
上記に当てはまる人にはニーズを満たしてくれるよいラインです。
まとめ
ナイロンラインという特性上、ワームやジグの釣りに使う人は少ないでしょう。
ビッグベイトや重めのハードベイトを使う専用タックルを持っている人で、
「複数のタックル1つ1つに高級なラインを巻いてられない」
「1日の中でそんなに出番はないけど、使うタイミングがある」
こんな状況で釣りをしている人には非常によいラインです。
私は手持ちのラインが少なくなってきたけど、高いライン買う気分じゃない時なんかに、サブ的に買ってストックしています。
安い値段で販売されていますので、気軽に試すくらいの気持ちで買ってみてもよいでしょう。