2016年に設立されたロッドメーカー、レジットデザイン。
ちょうどその頃瀬田川西岸から東岸に引越しをしたところで、新しいロッド何か揃えたいなあって思っていたタイミングで話題になっていたメーカーでした。
どんな人がどんな経緯で立ち上げたメーカーかなんて知らず、なんとなく良いロッドを作ってそうな雰囲気と、ハイエンド過ぎず安すぎずない価格帯にも惹かれて少しずつロッドを買って揃えていきました。
そんなロッドの中でも、クランク専用ロッド、ワイルドサイド WSC-G62Lの紹介をします。
そもそも発売された当初はショートロッドかつグラス素材のものってほとんど無かったと思うのですが、そのあたりもうまく突いてきているなあと感心していました。
クランクで良いサイズを釣らせてくれているロッドです。
スペック
・全長:6.2フィート
・標準自重:125グラム
・適合ルアー:3.5~11グラム
・適合ライン:8~14ポンド
・定価:28,500円
特徴や使用感
グラス素材100%のブランクで、トレブルフックのついた、巻き続けるルアー専用ロッドです。
6.2フィートのショートロッドですが、ガイドが10個ついています。
これって他社の同じレングスのものより1つ多いと思います。
レジットデザインのロッド全般に言えますが、ガイドの数が他社より1つ多いです。(2つ多いものとかもあるかも)
ガイド点数が多いことによりスムーズできれいな曲がりを実現してるのでは?と思っています。
ラインナップの中でも一番柔らかいライト表記ですので、タイニークランク、シャッドの使用を前提として作られているみたいです。
が、私はLC1.5やイヴォーク1.2、ワイルドハンチ、コザック、ナックルペッパー等、シャロークランク全般に使用しています。
LC1.5やイヴォーク1.2だと柔らかすぎるのでは?って思いませんか?
全然大丈夫です。まったく問題なく巻いてこれますし、実績としてはLC1.5での釣果が最も多いのです。
レジットデザインのロッドは適合ルアーや硬さの表記にあまり縛られない方がよいです。
表記がLなら他社(ダイワなんかが比較しやすいかも)のMLくらいの感覚です。
表記よりも少し硬めってイメージがちょうどしっくりきます。
ロッドが柔らかいとクランクの動きも柔らかくなりますし、低弾性カーボンよりもさらに低弾性となっていることから、魚が掛かってからのロッドの追従がスムーズで、バラシも軽減されます。
組み合わせているリール
リールはシマノのカルカッタコンクエストDC100を組み合わせています。
2010年のカルカッタになりますので、最新のものではありません。
新しいもの買えばよいのですが、その必要性を感じないくらいよいリールです(DC搭載ですが遠投なんかには向きません)。
自重が240グラム、ギア比5.8のローギアリールです。
ローギアで自重があるため、手元をしっかり安定させることができます。
抵抗の強いクランクベイトを力強く巻き続けることができますし、ローギアリールで巻いてくることで、多少のウィードであればルアーがスタックすることなく強引に巻いてくることができますので、クランクにはローギアリールが合っています。
でも大森プロなんかはLC1.5をエクストラハイギアのリールで使われたりしていますし、ギア比は好みで良いです。
腕力がある人はハイギアでも問題ありません。
使うシチュエーション
おもに琵琶湖南湖での使用となりますが、ショートロッドかつグラス素材ですので、遠投には向きません。
南湖や瀬田川に流入する河川や水路で使います。
キャストもサイドハンドで岸際や対岸を狙って細かく刻んでいくイメージです。
クランクがプリスポーン時期のメスに効くタイミングがありますので、ハマれば中層の高速巻きで良いサイズを釣れてきてくれます。
今日はクランクがハマりそうっていう時や、クランクしか投げないっていう時はグラスロッド1本で南湖東岸の水路や河川に向かいます。
ボート釣行はまだ2回しか経験がないのですが、岸際をテンポよく流していく時なんかは使いやすいはずです。
釣果
釣果を紹介しておきます。
だいたい40~50くらいのサイズだったと思います。
まとめ
クランク、シャッドくらいにしか用途がありませんが、専用ロッドになりますので、シチュエーション次第では最強だと思います。
カーボンロッドには出せないルアーのアクション、魚を掛けてからの追従性は抜群です。
おかっぱり主体の人(私もですが)には汎用性が低すぎて使いにくいかもしれませんが、クランクがハマるタイミングのためだけに持っていてもよいと思えるロッドです。
検討している人に、参考になれば嬉しいです。