瀬田川BASSFISHING
~バス釣りのことや瀬田川沿いでの生活のブログ~
レビュー

ロキサーニ7/8【アブガルシア】インプレ ~7ギア 8ギアともに所有しており、瀬田川と琵琶湖おかっぱりで使用しています~

アブガルシアから発売されているハイコストパフォーマンスベイトリール、ロキサーニのインプレです。

ダイワやシマノ、アブガルシアから多くのリールが発売されていますが、「購入を検討しているけど、ロキサーニって実際の使用感はどんな感じ?」「満足できる性能なの?」といった疑問に少しでもお応えできればと思います。

私は2016年より、琵琶湖から流れ出る唯一の河川、瀬田川沿いにて生活をしており、短時間ではありますが、コンスタントにバス釣りに出かけています。

中学生の頃から始めたバス釣り歴は10年以上。

アブガルシアのロキサーニは、ギア比が7、8、それぞれのモデルを購入し、実際に使用していますので、自分なりに紹介します。

結論、同価格帯ではトップクラスの仕様及び性能を有しており、実釣性能は十分満足できるもの。

初心者からベテランアングラーまで、オススメできる1台です。

スペック

・自重:188g

・ギア比:マキモノと打ちモノ、両方に対応する7.1:1

 打ちモノやフロッグなんかに使いやすい8.0:1

・最大ドラグ力:5.5㎏

・ラインキャパシティ:14ポンド100m

・ボール/ローラーベアリング:4/1

・定価:20,500円

当初は瀬田川でフロッグを扱えるリールを探していました。

年中フロッグを投げているわけではなく、「夏前後だけしか使わないし、そんなに高いリールはいらない、でも最低限ストレスなく釣りができる性能も欲しい」

そんな中で見つけたのがロキサーニ8です。

実際に使用してみて、非常に気に入りましたので、よりバーサタイルに使えるロキサーニ7も導入。

アマゾンにて、10,000円~12,000円までの間の価格帯で購入しました。

釣具店で見ても、10,000円台前半で発売されているところがほとんどです。

外観 特徴

デザインは個人の好みに左右される部分が大きいですが、単純にカッコいいデザイン。

個人的にはシマノやダイワよりも好きなデザインです。

80mmのカーボンハンドルを搭載。

ハンドルだけを見ても価格を超えた装備になっています。

ハンドルノブはラバー製、さすがにこの部分は安っぽい感じがありますが、値段相応といったところ。

誰が使っても握りやすい形状となっています。

ハンドルノブにベアリングは入っていませんが、回転も良好で通常の使用では違和感はなし。

「巻きにこだわる」っていう人はべリングチューンを施しましょう。

コンパクトに設計されており、パーミングはしやすいです。

メインギアも超々ジュラルミンが採用されており、軽い巻き感。

コスト度外視感がすごいとしか言えません。

少し古いですが、上位機種の18レボエリートよりもパーミングは良好。

レベルワインドの位置関係からか、サムレストは少し前よりになっています。

手の大きさも個人差があるため一概には言い切れませんが、使っているうちに慣れるレベルです。

ブレーキは、アブガルシア独自のインフィニブレーキシステム。

遠心力ブレーキとマグネットブレーキ、両方の設定ができるいいとこどり。

今までのアブガルシアのインフィニブレーキは、大部分のブレーキは遠心で対応し、残りの微調整でマグネットを補助的に使うイメージでした。

しかし、ロキサーニは「遠心だけ」「マグネットだけ」「遠心とマグネットの併用」、どの設定でも十分なブレーキ力を確保することが可能。

遠心ブロックの、青色は強め、白色は弱めのブレーキとなっており、とことん微調整ができるようになっています。

マグネットブレーキは、ダイヤル式となっており外側から簡単に調整可能。

おすすめのブレーキセッティングは、加木屋 守プロが動画でもオススメしている、遠心ブレーキ青1つをオン、マグネットブレーキの強さを上記のように約半分くらい。

このセッティングはほんとうに汎用性が高く、ある程度どんな重さのルアーでもバックラッシュせず、かつ飛距離も期待できます。

個人的には内部の遠心ブレーキの白1つをオン、ルアーの重さに応じてマグネットを調整し、キャスト時にラインが浮くか浮かないかギリギリのセッティングが、投げていて一番気持ちよいところです。

スプールはシャフトありの、超々ジュラルミン製の33mmスプール。

この価格帯で超々ジュラルミンってないのではないでしょうか、コスパ良すぎます。

スプール重量はシャフト込みで約17g、少し重く感じますが、値段相応でしょう。

使用感 釣果 まとめ

ロキサーニ8を夏のフロッグの釣りで使用。

PEラインを巻いて使用しています、PEライン自体が軽いこともありますが、キャストフィールは良好。

約10グラムのフロッグもかっ飛んでいきます。

ロキサーニ7はフロロカーボンの12ポンド~14ポンド、M~MHくらいのロッドに合わせてバーサタイルに使用しています。

メインフレームもアルミになっていますので、耐久性もそれなりに期待できそうです。

ブレーキ調整の幅の広さ、飛距離、巻き感、剛性感、どれをとっても実売価格以上のものがあります。

デメリットの点でいうと、ブレーキセッティングの幅が広すぎるので、初心者の方は設定に迷うかもしれません。

しかし、慣れてくると自分のキャストに合った調整が可能になりますので、マニュアルミッション的な感覚が好きな人には持ってこいです。

このリールでブレーキセッティングに慣れると、シマノの遠心ブレーキ、ダイワのマグネットブレーキとも、違和感なく受け入れることができますし、初めてのベイトリールの1台にオススメです。

中級者や上級者の使用にも十分耐えうるスペックを有しています。

アマゾンや、実店舗であればタックルベリーなんかがいずれ超絶安い価格で売り出すことも予想されますので、日頃から価格のチェックを行っておきましょう。

1万円ちょうどくらいで買えるのであれば、この価格帯ではコスパ最強です。

使い込んで調子が悪くなってきたら、メンテもよいですが、買い替えてしまっても問題ないと思えるくらい。

気になる人はぜひベイトリール購入の選択肢の1つに入れてみてください。

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