バスフィッシングで使用するラインは主に3種類。
・フロロカーボンライン
・PEライン
・ナイロンライン
バスフィッシングをやりこんでいる人ほど、3種類のラインをシチュエーションに合わせて使い分けているのではないでしょうか。
その中でも、国産ナイロンライン最高峰と呼び声高い、サンヨーナイロン、GT-Rウルトラを使い、実際に瀬田川や琵琶湖南湖おかっぱりで使用した感想です。
結論、間違いなくナイロンライントップレベルの性能を持つ素晴らしいラインです。
スペック
王様、ミラクルジムこと村田 基氏プロデュース。かっこよすぎます。
・細いところは4ポンド~太いところは50ポンドまで揃っており、バスフィッシングで使用するシチュエーションはほぼすべてカバーできる充実のラインナップです。
・100メートル巻きと600メートル巻きのラインナップがあるのですが、定価にしても、実売価格にしても、圧倒的に600メートル巻きがお得です。
・よっぽどの理由がなければ、100メートル巻きをあえて購入する必要はないと思います。
・使ったことのない方が600メートル巻きを買っても後悔はしないのではないでしょうか。それくらいよいラインです。
私は主にトレブルフックがついたハードルアーのマキモノにナイロンラインを使用することが多く、16ポンドか20ポンドを使用しています。
16ポンド、20ポンドともに、私が通う釣具量販店では、600メートル巻きを税込で3,960円で販売しています。
昨今の物価高で今後値段があがるかもしれませんが、高級ナイロンラインが100メートルあたり660円の計算になりますので、破格といってもよい値段です。
アマゾンなんかんでは時期やタイミングにもよりますが、上記金額よりも数百円安く買えることもあります。
600メートル巻きですので、多めに巻きたい時は100メートルで6回使用できます。
75メートルずつの使用でも8回、60メートルごとであれば10回使用できますので、使い方次第ではコスパ最強です。
マーキングシールはありませんが、デプスチェッカーを使えば、正確に任意の巻量で使うことができますので、オススメです。
特徴 使用感
20ポンドラインを巻いています。
写真でもある程度は伝わると思うのですが、圧倒的なツルツル感があります。
実際に触ってみてもツルツルです。
あの村田基氏プロデュースであり、フロロを超える耐摩耗性を謳っていますので、技術的なことは分かりませんが、コーティングに関しては明らかに他社を圧倒しています。
耐久性について、主観にはなることが前提ですが。
安く売られている300メートル巻きのフロロカーボン(フロロマイスターやバスエックスフロロ)なんかよりは、間違いなく上です。
私は1回の釣行が、週2日の休日の朝マズメや夕マズメの2時間程度ですので、トータルでの釣行時間は短いです。
この頻度での2回~3回程度の使用では、ほぼ変化は見られず、劣化を感じることはありません。
6回~7回程度使用してくると、ナイロンラインは吸水での劣化があり、なんとなく気持ち的に交換したくなるので、巻き替えています。
フロロカーボンと比べて早くに交換しないといけないことはないです、フロロカーボンも使っている方であれば、交換頻度は同じでもよいと思います。
それくらいコーティングがしっかりしており、耐久性も確保されています。
ナイロンラインですので、糸質もやわらかく、トップウォーターやトレブルフック付きのマキモノ用には最適です。
また、村田基氏も、結束強度を強くするために、柔らかめに作っているとおっしゃられています。
体感として、クランクベイトやバイブレーションなどのトレブルフック付きのハードルアーで魚をかけた際、フロロの同ポンドよりは確実にバラシは減ります。
ワームなどの底モノももちろんできますが、その場合はフロロカーボンの方が好みだという方が大半だと思います。
過去にリップラップとウィードが絡むシチュエーションで、フロロカーボンを巻いたものと、GT-Rを巻いたもので、クランクベイトを投げ込んだことがあります。
フロロカーボンラインは数投すると、ラインがザラザラになり、すぐに結び直しをする必要がありましたが、GT-Rはほとんどザラザラにならず、ラインチェック後の結び直しが減りました。
ナイロンラインは比重が軽く、水に沈みにくいので、そもそも岩にラインがこすられにくいという点があり、単純な比較はできませんが、クランクベイトなんかの使用には本当にオススメします。
釣果
サイズはあまり大きくありませんが、16ポンドを使用。クランクベイトでの魚です。
同じく16ポンドを使用し、クランクで。
少し足場が高いところでしたので、ランディングネットを使用しましたが、まったく不安はなかったです。
こんな人にオススメ
・バスフィッシング初心者の人。ナイロンラインはしなやかで扱いやすく、キャストもしやすいです。初心者の人ほど、よいナイロンラインを使うことで、上達が早くなります。
・バスフィッシングにおいて、多くのシチュエーションをフロロカーボンだけでこなしており、ナイロンラインを使ったことがない人。
・フロロの方がナイロンラインより強いと思っている人。
・高性能かつコスパの高いナイロンラインを求めている人。
・GT-R以外のナイロンラインを普段使用されている人。
特にトレブルフック付きのハードルアーやトップウォータープラグを使う際、ぜひ使ってみてください。
・16ポンドのと20ポンドの間である18ポンドのラインナップがあり、18ポンドのラインを使いたいっていう人にも強くおすすめできます。
なぜか18ポンドラインのラインナップがある商品がって少ないです。
2023年、2月ですが、下記の値段で購入しており、まだまだコスパも高いです。
たまにでるクーポンなんかを使うとほんとにお得に購入できます。
まとめ
ナイロンラインに求められる性能を高次元で満たしている、とにかくよいラインです。
私は16ポンドの使用頻度が1番高いのですが、フロロカーボンの12ポンドと同じくらいの感覚で使えています。
それくらいしなやで、多少太くても使いやすいですよ。
村田 基氏のデモンストレーションなんかには大げさな部分があるかもしれませんが、大げさに表現してでも、ナイロンラインの特性、良さを伝えたいのだと強く感じます。
ライン1つにしても、細かい使い分けをすることで、より深くバスフィッシングを楽しむことができます。
みなさんもいろいろ試して、ぜひ楽しくよい釣りをしてください。