瀬田川BASSFISHING
~バス釣りのことや瀬田川沿いでの生活のブログ~
レビュー

【シマノ 2022年モデルエクスプライド170MーG】 インプレ ~瀬田川 琵琶湖南湖で使用しています~

シマノ2022年新製品、エクスプライド170M-Gを購入しました。

カーボンモノコックが話題の新世代エクスプライドです。

旧世代、新世代関係なく、瀬田川やウィードレイクである南湖のおかっぱりで使いやすいであろうカーボン比率高めのグラスコンポジットマキモノロッドが欲しかったため購入しました。

「グラスコンポジットって実際どうなの?使いやすい?」

こんな疑問をお持ちの方に、実釣で複数回使用し、釣果も得ることができたエクスプライド170MーGのインプレをお届けします。

私は中学生の頃に友人の誘いでバス釣りを開始しました。

釣りから離れていた時期もありましたが、今では瀬田川沿いで生活しており、会社が休みの日には、短時間ながらコンスタントに釣りにでかけています。

バス釣り歴は10年以上あり、多少は参考になる紹介ができると思います。

結論、エクスプライド170MーGは、シャローからミドルダイバークランクを中心に、10グラム程度のチャターやワイヤーベイト、16グラム前後のバイブレーションまで、幅広いマキモノに対応したロッドです。

グラスコンポのメリットであるルアーアクションを最大限出せることと、魚をかけてからの圧倒的バラシにくさはカーボンロッドにはない明確なメリットです。

スペック

・品番 170M-G

・全長 7.0フィート

・テーパー レギュラーテーパー

・継数 グリップジョイント

・自重 122グラム

・ルアーウェイト 7~30グラム

・適合ライン 8~16ポンド

・カーボン含有率 69.4%

・価格 29,500円

価格ですが、実際は釣り具量販店で税込み2万円ちょうどくらいで購入しました。

この値段でこのスペックはコストパフォーマンス非常に高いのではないでしょうか。

自重122グラムはグラスコンポジットとは思えない軽さです。

トーナメントプロの使用率も高く、必要十分すぎる性能を有していることの裏付けでもあります。

外観とテーパーなどの特長

モデルチェンジ後の一番の特長はカーボンモノコックグリップの採用になります。

が、主にトレブルフック付き及び3/8オンス程度のスピナーベイトやチャターを使った釣りが主になりますので、カーボンモノコックであろうがなかろうが、用途を考えるとあまり関係ないです。

ワームなどの底モノの釣りに関してはカーボンモノコック採用モデルの方が進化を感じることができるはずです。

↑少しの力を入れただけでトップガイドから4番目くらいまでのガイドが良く曲がります。

このあたりのグラス比率が高くなっています。非常にしなやかで柔らかく、この部分についてはライトアクションくらいの柔らかさがあるイメージです。

↑かなり力が入るとこんな感じでまさにレギュラーテーパーの曲がりになります。

ただ、カーボン含有率が高めになっていますので、フルグラスのような、ブランクス全体が曲がっていく感覚ではないです。

トップガイドから4つ目以下のガイド部分のブランクスはカーボンロッドそのものですので、トレブルフック付きのハードルアーだけでなく、シングルフックのマキモノも、カーボン部分をうまく使うイメージでフッキングすれば、しっかり魚をかけることが可能です。

組み合わせているリールと使用感

マキモノ専用ロッドとして使用するため、バンタムMGLのPG(ローギア)を組み合わせています。

ラインはナイロンの20ポンドを巻いています。ウィードが増えてきたらフロロカーボン14ポンドでもよいかもしれません。

主に瀬田川~南湖おかっぱりで、シャロー~ミドルクランク及びバイブレーションを投げるために購入しました。

7フィートですので、おかっぱりから遠投が必要な場合でも対応できますし、岸際でのキャストのラインメンディングもちょうどやりやすい絶妙な長さです。

ただ、少し使い込む中で、おかっぱりのローギアって汎用性にかけることが多いと最近感じるようになりました。

ボートのみの釣行であれば、タックルを何本も積み込みますので、ローギアリールで特定のルアーだけを集中して投げ込めます。

おかっぱりから遠投してからのマキに関しては、ローギアを使用すると、沖ではスプールの糸巻き量が減る関係でかったるい。

足元では急激に浅くなるところに対して早く巻いて回収したいのにそれができないみたいなデメリットを感じます。

ということで、今はスコーピオンDCのノーマルギアをセットしています。

ナイロンの16ポンドを巻き、下限はロザンテやレゼルブの5グラム程度のものから、上はTN70などの20グラム弱のルアーをよく投げています。

しなやかな特性を利用して、ベイトフィネス寄りのリールを合わせれば、3グラム程度のルアーも投げることができそうです。

が、7フィートミディアムアクションからも想像できるように、気持ちよくキャストが決まるのは10グラム~20グラム程度です。

グラスコンポジットでロッドがしなやかに曲がり、小さなモーションでも反発力でルアーを遠くに飛ばしてくれるため、長い時間キャストを繰り返しても疲れがたまりにくいです。

カーボンモノコックの感度については、旧モデルのものを持っていないので、比較はできませんが、ナイロンラインにローギアリールでの使用でも、クランク、バイブレーションともに動きは伝わってきますし、ウィードや石へのコンタクトももちろん伝わります。

ウィードやごみを拾った場合にアクションしなくなった場合でも違和感として伝わりますので、今ルアーがアクションしているかしていないか、十分に判断ができる感度はあります。

瀬田川での釣果

ワンエイトSRでヒットした魚です。

全開放流のタイミングで表層ファーストリトリーブでしたが、しっかり釣ることができました。

リールはSLXをセットしていますが、いろいろ試している時です。

ロザンテでヒットした魚です。5グラム程度で、小さなサイズのトレブルフックを搭載していますが、バレにくいと感じました。

レゼルブ(5グラムでトレブルフックが1つだけついてます)でヒットしたものすごく大きなライギョです。

フックは伸ばされてましたが、ナイロンラインとグラスコンポジットの組み合わせで獲れた魚だと断言できます。

このサイズとなるとナイロン16ポンドだと危ないと思いましたが、適度なしなやかさを持ちつつリフト力もあるので、なんとか寄せてくることができました。

2023年3月、エバーグリーンのワイルドハンチ(シャロークランク)で釣ったプリスポーンバスです。

濁りの中でのバイトでしたが、向こう合わせでしっかりフッキングしており、バラシの心配はいっさいありませんでした。

こんな人におすすめ

・琵琶湖のような広大なフィールドでのおかっぱりマキモノ専用ロッドを検討している人。

・マキモノロッドの中でも、トレブルフックがついた10グラム~20グラムくらいまでのハードベイトをメインに扱いたい人。

・マキモノロッドでも、ウィードエリアでの使用頻度が高く、ウィードをほぐしたり、切ったりする動作をする機会が多い人。

・トレブルフックのハードルアー以外に、シングルフックのマキモノ(10グラム程度)も使いたい人。

・実売2万円代前半くらいでクオリティの高いロッドが欲しい人。

このあたりのニーズには非常によくマッチするロッドです。

中古や在庫がまだあるところなら、17エクスプライドでも同じ番手があるので、そちらでも十分です。

選択肢の1つとして検討してもよいのではないでしょうか。

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